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2022/02/06 17:39
日本が、産業として多様な製法が残っている点で世界的に稀有な国であることはご存知ですか？
日本国内の繊維産地には、古来から風土に根ざした布が今も尚、職人の手によってつくられています。
岡山はデニムで有名ですが、近県だけでも香川の保多織、広島の備後絣、徳島はしじら織と、伝統的且つ魅力的な布（＝テキスタイル）
がたくさん残っています。
織元たちが時には守り、時には改良し、着物の時代から令和に受け継いできた布たちを、今までとは違ったプレゼンテーションでお伝えするのが「日本諸国テキスタイル物産店」です。
第二回の今回は、広島の伝統工芸布「備後絣」をピックアップし、”台所から衣類を構築する”というコンセプトをお持ちのブランド「osode」に、備後絣を使った衣類をオーダーしました。 ここでしか見ることの出来ない化学反応を是非体感してください。
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Featured Textiles 備後絣（広島）
福岡県の久留米絣、愛媛県の伊予絣と共に日本三大絣と呼ばれた備後絣。
生糸を手染めした後、天日に干して色を馴染ませる昔ながらの生産手法を採っています。
実直な姿勢で手間のかかる作業を日々繰り返す織元の人柄が出た、素朴な風合いの生地です。
Invited Brand Osode（山形/東京）
Osodeは、パターンメイキングにおける難所の「袖」のこと。
自身が母ちゃんであるため、日々の中心である台所をベースに台所着や日常着などをデザインしています。
料理では素材に対して火や水が最高の調味料になるように、衣服の素材である生地に対しても同様にパターンメイキングを考えています。
立体裁断をベースに身体の動きに配慮したシンプルな線を引くことも心がけています。
「食べるチョコレートから感じるチョコレートへ」を合言葉に、新しいチョコレートの可能性を探求し続けているチョコレート工場兼販売所です。
松江駅と宍道湖のちょうど中間地点に位置するレトロなビルの2階にあるギャラリー。
地元で農薬、化学肥料を使わずに大切に育てられた野菜をつかったヴィーガン料理とスイーツが食べられるカフェ。
昔ながらの日本家屋を改装したお店には爽やかな風と、とてもゆっくりとした時間が流れています。
老若男女問わず地域のみなさんに長年愛されている、手芸用品とリフォームのお店。
宇野港にほど近い商店街の中にあります。
こちらでは、osodeのアーカイブ品（備後絣以外のテキスタイルを使用したもの）を中心に展示販売致します。
お問い合わせ先
イワサキケイコキカク 岩崎
taminonuno@gmail.com
